卓上旋盤 主軸手回しハンドル作成

手回しし易いチャックってないのかな?

卓上旋盤CJ0618Aの主軸手回しハンドルを作成しました。

細かいネジ切りをしないといけなくて
これを機に作ろうと決意したのでした。DSC_0090-s

いきなり追記 2018/10/19
欲張って軸を長くしたのが仇となりました。
恐らく主軸のMT3テーパ部に掛かっています。

使いはじめの頃に錆やら削れたカス(切粉ではない)が付着してきました。
どうやら主軸内面が錆びていて、ハンドルが滑った時に削りとられたようです。
主軸テーパーは使ったことがありませんが、この先も使わないと思うのでそのまま使ってます。
追記ここまで

主軸の穴がストレートでなく
段付きになっている。
それなりに力を入れてもガタが無いように。
との理由から
先端と根元の二か所に
くさび式の摩擦締結を用いました。
正しい呼び方がわかりませんが、

自転車のハンドルポストも引き臼のタイプはこんな感じで
外す時、上からボルトをひっぱたきます。
くさび部分が臼(台形臼)とよばれていたと思います。

ようするに、すり割り入りのテーパーリングです。
中を通るφ6長ネジをボルトで締め上げて固定しています。
外す時はボルトを緩めてからネジの頭を叩きます。

手回しハンドルでは常套手段のようですが、
二か所に使うことはあまりないかと思います。
ハンドルは買い物で
朝顔型ハンドル車と呼ばれているものです。
クロムメッキがツルツルできれいです。
小西製作所 PN-180 モノタロウで¥2190
FC200 クロムメッキ φ180です。
センターに穴を開ける必要がありますがDSC_0084-s

見ての通りぎりぎりでした。(実は考えてなかった)
元々少し振れているのか
完全に振れをとることができませんでした。

ところで、
鋳鉄の加工で出る切粉ってホントに粉々なのが出てきます。
刃が切れなくなったのかと思うくらい。
そしてハイスだとほんとに切れなくなります。

重量1.7Kg & 外径が大きいので芯ブレの影響が大きく、
通常使用時は取り外してます。
脱着が面倒ですが、チャックを手回しすることから比べれば
各段に楽になったのでした。

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