StorageExecutiveのバージョンアップしたら不具合

旧バージョンも捨てないでおくと役に立つ

更新 2017/12/09
バージョンアップ前に
一次キャッシュ機能を有効にしておいてください。
そうすればバージョンアップしても正しく機能しました。
ただし、下記のオーバープロビジョニングについては不明です。
すでに回復パーティションは削除してしまっているので。
(更新ここまで 2017/12/09)

 

1年ちょっと使用したSSD( Crucial CT250MX200SSD1 )の
ヘルスチェックをしようとしたら
不具合に巻き込まれてしまいました。
オフィシャルのツールであるStorageExecutiveの問題です。

まず、
設定が、いつのまにか全て解除されていました。
Windowsの大型アップデート等もあったので、
その辺りのようです。

 

設定を戻す前に、StorageExecutive自体のアップグレードを行ったのですが、
これが更なる問題を発生。
一次キャッシュ、オーバープロビジョニング共に
「RPC/COMサービスが利用できないため…」と言う理由でエラーになって
結局、StorageExecutiveのバージョンを戻すことになりました。

ググるとアップグレードでの不具合が結構あるようで
StorageExecutiveは安易にアップグレードできない代物のようです。
執筆時点で3.46.062017.04が最新ですが
3.43.032017.05に戻しました。

 

オフィシャルにリリース履歴が無いのも困りもので、
幸いにも、これまで使っていたバージョンのインストーラが
ダウンロードしたまま残っていました。

 

一次キャッシュ機能はそのまま有効化できましたが、
オーバープロビジョニング(以下OP)は面倒でした。

Windowsの大型アップデートで
SSD上に前からあった回復ドライブのサイズが変更されたため、
OPが回復ドライブを使っていました。
この挙動は仕様で、以下の説明文がありました。
「OP容量は、最後に設定されたアクセス可能なパーティションに設定されます。」

回復ドライブがOPに上書きされて、
使い物にならなくなっている可能性もありますが、
最善の方法は
未割り当ての領域に適当にパーティションを割り当ててから
それを削除することだったかもしれません。

この時は思いつかず
以下の様に回復ドライブを削除してしまいました。
まず、

コンピュータの管理から手動で回復ドライブ削除を試みましたが
UIの管理ツールでは保護されているためできませんでした。

しかし、
diskpartなるコマンドラインツールを使えば削除できるとわかり
実行すると、
自動的にOPが空き領域を使用することになりました。

 

diskpartについての詳細は他のサイトに譲ります。
(変なとこ消すとヤバイので)
ここでは覚え書き程度に残します。
++++++++++++
管理者コマンドプロンプトでdiskpart実行
diskpartのプロンプトが表示される。
list disk   ディスク一覧表示
select disk 0  ディスク0を選択
list partition  選択されたディスク下のパーティション一覧表示
select partition 3  3番目のパーティションを選択(削除対象となる)
list vol  ボリューム一覧表示
この時、先に選択したパーティションと一致するボリュームに
*マークが表示されているのを確認すること。
del vol  *マークが付いたボリュームの削除
+++++++++++++

 

大きいWindowsUpdateがあった時は
StrageExecutiveの設定見直しが必須です。

 

あと、StrageExecutiveのインストールのような
システム根幹に関わる作業は
最初からAdministratorでログインして行うのが吉です。

関連記事
SSDの管理領域の確保し忘れに気付く(オーバープロビジョニング)
SSD(Crucial CT250MX200SSD1)のその後

広告

広告

2 thoughts on “StorageExecutiveのバージョンアップしたら不具合

Comments are closed.