FlashAirが便利

今撮った写真がタブレットで見れる。

安かったので中国語パッケージのを買いました。

P1130068x

平行輸入品です。
日本語説明書はサイトからダウンロードするとして、
気になる保証については、箱の内側に書かれていましたが、
国内外を理由に保証を制限する文句は見当たりませんでした。

FlashAirで何ができるの?

簡単に言ってしまうと、
カメラから見れば、普通のより電気を食う
SDHCのSDカードでしかないです。

PC, Android, iphone 等の無線LAN
カメラ内のFlashAirカードに無線接続することで、
カメラからSDカードを取り出さずに
撮ったばかりの写真をアプリで見ることができます。
もちろん一覧やダウンロードもできます。
WebDAVに対応しているので、
Windowsエクスプローラでファイルを取り出すこともできます。

写真をアップしてシェアするとかもできるらしいですが、
その辺、うといです。

好きな人はluaという言語でプログラムを組むこともできるみたいです。

実際に使った感想

FlashAirを入れたカメラ:Nikon D3100 (入門一眼レフ)
写真を表示するデバイス: Windowsタブレット NEC TW710 / Android Nexus7(2012)
WindowsタブレットではWiFiSD8という
フリーウェアのアプリを使わせてもらいました。
日付毎にフォルダ分けした表示で、使いやすいです。
今撮った写真が表示されるまでの時間は10秒ほどでした。

Androidでは純正アプリ「FlashAir」で5秒ほどでした。

私が使っているD3100というカメラはモニタが荒くて小さいので、
今とった写真を大きい画面で確認したいという望みは10秒の遅延にも勝りました。
恩恵は大きいです。

失敗写真の量産がなくなり、撮り方も変わってきました。

 

接続できない。

FlashAirはデフォルトでDHCPサーバーが搭載されているので、
普段のwifi環境もDHCPにしている人なら
あまり問題ないはずです。

WiFiでFlashAirが見つからない時は
カメラの電源の再投入とWiFiを一度無効にすればつながります。
何度か繰り返さないといけないことがあります。

カメラの電源の自動OFFは長く設定したほうがいいです。

 

私の環境では各PCのIPアドレスは固定なので

Flashairも固定にしました。

FlashAirを繋いたり戻したりするたびに
PC( windowsタブレット )のIPアドレスを打ち直す必要があったので面倒でした。
(AndroidならSSID毎にIPアドレス関係も覚えててくれるので
IPアドレス固定化は不要でしょう。)
そこで、FlashAirにも固定IPを設定したら、
簡単に、普段のWifiとFlashAirとを切り替えられるようになりました。
しかし、問題が、

DHCPを使わないと純正のAndroidアプリ「FlashAir」は使えませんでした。

Androidタブレットは使わないということにして、
こちらのページを頼りに設定しました。
https://flashair-developers.com/ja/documents/api/config/

多少知識が必要なので、自己責任にてお願いします。
パソコンにFlashAirを挿して、
G:\SD_WLAN\CONFIG  というファイルを編集します。 (G:は環境により異なります。)
SD_WLANフォルダは隠しフォルダです。
作業前に今のファイルをバックアップとして、
DHCP_CONFIGとでも名前を変えて残しておきましょう。

以下は192.168.1.2とする場合の例です。
念のため全体を載せときます。
[WLANSD]
ID=flashair
DHCP_Enabled=NO
IP_Address=192.168.1.2
Subnet_Mask=255.255.255.0

[Vendor]
CIPATH=/DCIM/100__TSB/FA000001.JPG
APPMODE=4
APPNETWORKKEY=*********
VERSION=FA9CAW3AW3.00.00
CID=ここの数字はカード毎に異なります。
PRODUCT=FlashAir
VENDOR=TOSHIBA
APPSSID=flashair
LOCK=1
WEBDAV=1
TIMEZONE=36
DNSMODE=1
APPAUTOTIME=300000
APPNAME=flashair
ここまで。

ちなみに、APPNETWORKKEYはWiFiのパスワードで、
直接ここで打ち込んでもOKです。
次回接続時には****で置き換えて、見れなくされてました。
FlashAirはファイル書き込みや、起動のタイミングで
内部のプログラムが動くのでこんな芸当ができるみたいです。

APPMODE=6 「インターネット同時接続」も試したのですが
上手くいきませんでした。
もしかしたら、これもDHCPが有効でないとダメなのかもしれません。
特に必要もないのでAPPMODE=4で使っています。

 
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写真熱がまた上がってきそうです。

 

お読みいただきましてありがとうございます。

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