防湿庫 D-strage いいかんじ。

カビない季節に買いました。

IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage DS-63M です。
内容量 63リットル
外寸 W380 x D390 x H520 (mm)

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ドアの映り込みが激しくて、こんな写真しか使えませんでした。
PLフィルタ+斜め撮りすればよかったのに…

 

購入理由

機材も増え、あまり使わないレンズも出てきて、
久しぶりに使うレンズの後玉に小さなカビが…。
このショックが購入理由となりました。
テレビ台の戸棚に乾燥材と一緒に保管していたのですが、
ちゃんと密閉されてないとだめでした。

幸いにも、跡が分からない程度のもので事なきを得ましたが、
もっと前に購入すべきでした。

なんでこれにしたか

タッパーのように密閉が効くBOX+乾燥材というのも安価でよいのですが、
ネット上での以下の口コミなどで購入と相成りました。
1.防湿の効きが速い
2.電気代安い
3.いっぱい入る
4.価格 ¥24,800.- (2016/11/03 現在)

 

 

クローズアップしていきます。

1.防湿の効きが早い。

現在の防湿庫の除湿方式の主流は2つ。
・乾燥材+加熱
・ペルチェ素子
D-strageはペルチェ素子方式です。
ペルチェ素子の庫内側を結露させ、垂れた水滴を吸湿材で庫外へ導きます。
ペルチェ素子は片側の熱を反対側に移動させるという特徴の素子なので、
庫外側は加熱となります。
その熱で吸湿材から気化させます。
可動部が無いので完全に無音です。

湿度センサの応答は良く、出し入れ後、1分ほどで湿度表示が上がりました。
稼働を表すRUNランプで見る限りはON/OFF制御のようですが、オーバーシュートは出ていませんでした。
内部では霜を取るために、電圧方向を変えたりしているのではないかと思います。
45%→40%にかかった時間はわずか5分でした。
訂正:2016/11/05  10分の誤りでした。訂正いたします。

背面にあるドライユニットは放熱板の大きさから察するに、
素子が長時間稼働してもすこし熱を持つ程度でしょう。(取説にも書かれています)
気温20°C 湿度45%→40%では、むしろ触れている手の熱が持っていかれるので冷たく感じたくらいです。

一般にペルチェ素子の主な故障理由が熱サイクルによる収縮から来る疲労亀裂のようなので、この大きな放熱板は安心です。
あとは、間にいいグリスを使っているか?だと思います。(PCの経験からだと)
結露による故障というのもありますが、これは結露を目的に作ってあるので大丈夫でしょう。
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夏になったらまた追記しようと思います。
あと、設定湿度は停電しても記憶しているそうです。
万が一、故障の時はドライユニットと制御板が取り外せて、それだけを送れば良いそうです。
メーカー保証も3年が付いていました。安心です。
常時湿度が表示されているので週に1度は湿度の確認を。(毎日見そうですが)
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2.電気代は安いと思う。

設定湿度より低いときはペルチェ素子を稼働させている状態で実測8.9W
仕様では最大8Wとなっていました。
低ワットなので電源はACアダプタです。

目標湿度に到達すると 実測 0.3W
この状態で庫内LED照明を点けても 実測 0.7W(わずか0.4W増ということ)

ほとんど除湿が稼働していませんが、今が秋だからだと思います。(外湿度45%でしたので)
季節でも変わるでしょうが、扉の開け閉めの頻度の影響が一番大きそうです。
積算計は持っていないので正確な電気代はわかりませんが、計算してみました。
一日の総稼働時間が2時間くらいなら、月16円程度、
仮にドア開けっぱなし、すなわち一日の稼働時間24時間なら月194円くらい。
気にする必要はなさそうです。

3.いっぱい入る

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大したズームレンズは持っていないので、後ろがガラガラです。
トレイは引き出せますが、前だけに置いていると、
手で支えていないとちょっと怖いです(気分的に)。
レールの高さはトレイを取り出せば簡単に変更できます。

庫内LEDを点けるとこんな感じです。

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(こんどはPLフィルタを付けて撮りました。)
ちょっとLEDの照射角度が横向きすぎな感じもします。
拡散用にLEDに何か被せようかな。

鍵が付いています。
ガラスは強化ガラス製なのでしっかりしています。
磁石のパッキンなので開閉は冷蔵庫の扉の感じです。

天板は滑りやすいので、百均の滑り止めゴムでも敷こうかと思います。
4.価格 ¥24,800.- (2016/11/03 現在)
じつは購入の一番のポイントにしていたのですが、
機能、保証等考えても妥当なところかと思います。

梱包箱の強度があったので娘が楽しく遊んじゃいました。
(故障しても、除湿ユニットだけ送ればOKだし)
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60L  DS-63M 3段 外寸W380×D390×H520
100L DS-103M 4段 外寸W380×D390×H768
130L DS-134M 5段 外寸W380×D390×H960
専有面積は一緒で高さが変わるのみのようです。
価格はこちらからまとめて確認できるようにしました。
アマゾンでの本体とオプションの棚などの価格
(Amazon・アソシエイトですが、こういうページもリンク可能とは思いませんでした。)
本体は全てAmazon発送でした。(2016/11/21現在)

防カビ剤をお守りとして入れました。

有効成分は空気よりやや重いガスとのことなので、天井に張り付けておきました。
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HAKUBA レンズ専用防カビ剤フレンズ KMC-62 ¥455 5g x 2袋

他に「レンズがカビない君」 KMC-23 5g x 4袋 というのもありましたが、
調べたところ、袋数が違うだけのようです。

20Lにつき1袋なので、本来は63Lなら3袋が必要ですが、
2袋でも大丈夫でしょう。(根拠はありませんが、防湿庫ですし、たぶん。)

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レンズをカビさせない一番の方法は、よく使うことなので
これからも、いっぱい使うぞ!

お読みいただきありがとうございました。

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