これが私にとって初めてのレンズ交換式カメラで、
マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼
1600万画素 ローパスフィルタあり
購入は2012年春でした。
小さくてもそれなりの画質を求めて、当時の選択肢にはE-M5, DMC-G3 GF3, PENTAX Q, Nex5などがありました。
GX1を選んだ理由
価格、レンズラインナップ、雑誌で機能てんこ盛りの紹介があったから。
当時の感想
画素数の多さ、解像感、ぼかしに感激
しかし、機能の多さから使い方に迷う。
基本的な撮り方(構図やテクニックではない部分)を得るのに苦労した。
ネットで調べてもなんとなくモヤモヤ
どうしてそうなるのかをメカニズムから教えるところはなかった。
メカニズムがわかれば、「こうすると写真はこうなる」っていうのが納得いくのだが。
地元の図書館にもはじめて足を運んだが満足いくものは無かった。
最初のカメラゆえの苦労。
解像こそ正義だった。
解像感に感激、そしてLumixの売りの1つにI.R.超解像という機能があることで
より解像を求めるようになる。
単焦点レンズH014に文句なし、
ズームレンズH-FS014042の解像感の無さはヴィーナスエンジンの処理でもどうにもならず。
(ヴィーナスエンジンはGX1に搭載された画像処理のチップ。)
写真を拡大する日々。
撮影のテクニックはこの本
小さい画像だけど、GX1 + マクロ30mm による絵。
「世界一わかりやすい デジタル一眼レフカメラと写真の教科書」中井精也 著
構図的なものから入り、
カメラの基本は中盤からという構成になっている。
今では改訂版、バリエーションが出ているみたいだけど、見ていない。どうだろう?
改造ファームウェアを投入
動画の画質をアップ
AVCHD/FHS 1920×1080 60i 17Mbps を 60p 34Mbpsに対応できた。
ただし、SDHC UHS-Iの早いSDカードでないとエラーが出る。
メーカーはclass10の一般的なSDカードをターゲットとしていて、動画の録画中に複雑に画が動き、大きなビットレートが発生してもSDカードへの書き込みエラーにならないよう、内部の動画設定が調整してある。
この動画設定を変更するファームウェアが作れるツール ptool が有志の手で公開されている。
http://www.personal-view.com/faqs/ptool/ptool-faq(ググると日本語で使い方を説明したサイト多数あり。)
自己責任で入れました。
GX1で選択は正しかったか?
値段と画質のバランスに文句なし。
マイクロフォーサーズ規格にしたことも間違っていなかった。
システム全体がバランスよく小さい。
肝心の絵は悪くない。
レンズも安く、キットレンズ以外に2本買い足せた。
最初からEVF(電子ファインダー)を備えた機種、当時ならG3を購入していれば、もっと安く済んだ。
ただ、スマートな金属のボディーであることも捨てがたい。
当時、まったく予想していなかった使い方だが。
今は水槽内にカメラを入れて撮影することもあり、
マイクロフォーサーズ規格の大きさがメリットとなっている。
二台目が必要になった
カミさんも欲しいということで、二台目を考えることになった。
GX1の絵は悪くないが写真サイトで差を感じた。
その差のほとんどがユーザーの技量とレンズの違いによるものと今では思う。
(高いカメラを使う人は経験が長い割合が高い。)
(また、いいレンズを買い足す確率も高い。)
センサーサイズが一つ上のAPS-Cの一眼レフに的を絞った。
ミラーレスにもAPS-Cサイズの機種があるが、熱ノイズの問題もあるし…
なんといってもカメラの大道、一眼レフの絵を見たかった。
そして、次回へ。
二台目のカメラで違いを知って、GX1の見方も変わる
追記:
いらないと思った機能も、意外に数年後に使うことがあります。
半分は懐かしさからだけど、
今はいろんなエフェクトがあってよかったと思います。
そのほうが楽しいですから。