卓上旋盤CJ0618Aのクイックチェンジポストに
ちょっと変わった方向でスローアウェイバイトを持たせたら
バイトの下端がワークと接触!
旋盤は気をつけて操作しないとね
ではなくて、
ホルダの下端が先にワークに当たってしまって刃が当たらない。
なんと横逃げ角がマイナス!
で、よく見るとクイックチェンジツールポストのホルダのスリットが
(じゅげむじゅげむ…以後単にホルダと呼んでおきます。)
斜めに掘ってあってそれが問題でした。
わかり難いですが、
バイトと接触する下面が斜めっている。
ホルダは3つあるけど、全て同じ状態でした。
何か目的があるのか一応考えるふりをしました。
が、メリットは思い当たりませんでした。
これだと目的の加工ができないので、
フライスで削り直しました。
修正も機械への愛情です。
(そのままで使えないだけですけど)
最近、工作機械への加工に躊躇がなくなりました。
切削面中央にうっすらスジがあるのは
欠けた超硬エンドミルを使っているからです。
(スジから先は一枚刃で削られた部分)
モノを大事にしているんです…というより、
ヤスリでは刃がかかるけれど材質は不明だったので
欠けた超硬エンドミルが抜擢されました。
修正結果としては
通常の使用方向では、すくい角が増えた分
切削抵抗が減ったのを感じました。
(プラシーボ効果レベルですが)
バイト下がワークに当たる事はなくなりました。
問題はまだまだあります。
修正も楽しめる中華卓上旋盤でした。
お読みいただきましてありがとうございます。