HAKUBAのレンズ掃除用品です。
KMC-LP12Bを半年くらい使っています。
アルコールの拭き跡消しとして重宝してます。
レンズのお掃除にも千差万別ありますが、
私の場合はレンズペンをアルコールの拭き跡消しとして使っています。
以下は私のお掃除手順です。
1.レンズ筒部、カメラ本体をブロア等できれいにする。
カメラの重さがあった方がやりやすいので付けたままのことが多いです。
2.全体のゴミをブロアーで吹き飛ばします。これが超重要
なぜなら、
その辺の砂に普通に含まれている珪砂(SiO2)は、焼きを入れた鋼より硬いのです。
屋外だと、その粉が空気中に舞っていますから。
3.クシャッとさせたクリーニングペーパーにアルコールを垂らして、
そのペーパーの弾力でレンズを軽く拭きます。(手にレンズの感触はありません。)
以前は竹の棒に巻き付ける伝統的?方法をとっていましたが、辞めました。
4.吹き跡はどう頑張っても残るので、レンズに息を吹いて一瞬結露したところを
すかさずレンズペンで拭きます。中心から円を描きながら外側へ軽く。
レンズペンだけだと滑りが悪いんです。
吹き跡がみるみる消せます。(やり過ぎないように気を付けましょう。)
5.たまにペン先をキャップに戻します。そうするとキャップに仕込まれた炭素の粉がペン先に補充されます。
レンズに息を吹きかける行為について、巷ではいろいろ考えがあるようですが、
わずかな温度差による結露ですから問題ないと私は考えています。
ただし、ズームの隙間とかに吹きかけるのは遠慮してます。
ヘッドの先っちょは皿状に窪んでいて、レンズにフィットします。
よく見るとこすれて光っている外周部が見えると思います。
よほど曲率の大きいレンズでないかぎり中央部分は接触していないようです。
反対側にハケが付いてます。(白いのは刷毛の端面が反射してるから)
ちなみにハケは触っちゃいけません。(手油が付いてそれがレンズに移るので)
使った覚えがありません。
頻度
アルコールクリーニングをあまり頻繁に行ってもコーティングが剥げる原因となるので
汚れ具合に従ってやってます。(カメラ2、3回の持ち出しに1度くらい)
アルコールクリーニングをしない時でもブロアーは欠かさず使ってます。
ところで、レンズにとってカビが一番の大敵ですが、重要なのは使っていない時です。
長く使わなそうな時はアルコールクリーニングをやっておいた方がまだ良さそうです。
カビのエサとなる物を取り除けるという意味で。
(カビ対策でしたら防湿庫D-strageの記事もどうぞ。)
レンズ使って30年
カメラのベテランか? いいえ、眼鏡のことです。
結構強い近視なので30年近くガラスレンズのお世話になってます。
そして最低でも一日に3回は磨いてます。
めがねは流水でゴミを取った後、
アルコールをスプレーしてから拭いてます。(息を止めて)
水で壊れる機器じゃないから簡単です。
カメラ、眼鏡、油汚れ、消毒、とアルコールがあると何かと便利です。
ちなみに眼鏡用のスプレーにはアルコールに水20%を入れてます。
なぜかというと、消毒用にも使えるからです。
意外ですが純粋なアルコールでは消毒効果が低いのだそうです。
あと、エタノールはアルコールの一種です。
小さな容器に分けて使うと思いますが。
その際は容器の材質に注意です。
PEかPP製にしてください。
PETだと溶けてアルコールに染み出てしまいます。
話がそれましたが、このレンズペンが消耗したら、また買うと思います。
少なくとも8ヶ月は使えてます。
ヘッドのスペアが付いていますが、まだ交換していません。
メーカーの説明では
1ヘッドあたり1000回程度は使えて、1日5~6回使用なら約半年だそうです。
普通の人なら数年は使えそうです。
機械いじりでもクリーニングペーパーを使うことがあるのですが
ちり紙やウェス(布)に比べて液体を拭き取る能力が低く
さらには切粉をからめ取る能力も低いように感じます。(パラパラとすぐに離れて落ちる。)
では、何の能力が優れているのか?
それはゴミを出さない能力です。
ちり紙はコーティングされている可能性があるのでレンズ向きではありません。
クリーニングペーパーは仕方なく使っています。
レンズ、カメラの内部になら最適ですが…。
お読みいただき、ありがとうございました。
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